八木和彦: 2010年1月アーカイブ

津田季穂展

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津田季穂 「日の出」 1978年 油彩・キャンバス F6号

 

 

 

昨年7~8月の作品集出版記念展の後は、

後片付けもままならぬうちに

10~11月に大阪と鳴門で開かれる

師・津田季穂   http://kazuhiko-yagi.com/episode/episode_2.html

の展覧会の準備に追われるようになりました。

 

私が作品所蔵者の方々と画廊をつなぎ、

高宮画廊様と、

私が所属する師の弟子たちのグループ「ベニウズ」との

共催という形で開催されました。

 

サブタイトルの「求道としての芸術」は

1994~1995年に執筆した私の論文のタイトルでもあり、

師の芸術の特徴を最もよく表す言葉だと思います。

 

 

 

9月22日、四国放送のニュース番組「フォーカス徳島」の中で、

「画家 津田季穂が感じた美」というタイトルで

事前に展覧会のことを紹介してくれました。

 

 

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主に私の自宅での撮影となり、

私が師の魅力について語りました。

 

 

 

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大阪淀屋橋近くの「高宮画廊」玄関

 

 

大阪展は10/26~11/10に、

高宮画廊で開催され、96点が出品されました。

師の展覧会でこれほど多くの作品が見られるのは

近年稀なことです。

 

 

 

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鳴門市立図書館玄関で 搬入の日(11/15)展覧会看板設置完了のとき

 

 

鳴門展は11/17~22に

鳴門市立図書館で開催されました。

 

巡回展という形で、

大阪展と同じ数の作品が展示されました。

 

 

 

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11月20日、やはり四国放送「フォーカス徳島」で、

展覧会の様子を紹介してくれました。

 

 

 

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私の子どもたちも来てくれて

熱心に見てくれたことが印象に残ります。

 

 

 

私は師の作品と長時間つきあう機会ができ、

とてもいい勉強になりました。

 

その魅力の秘密を、前よりも多く知り得るとともに、

師と私の決定的な違いを再認識することもでき、

得がたい機会ともなりました。

 

思い返せば、

所蔵者の方々と画廊をつないで、

展覧会を実現できることが決まったのは、

2008年11月23日。

奇しくも師の誕生日でした。

 

そして展覧会がすべて終わって、

翌日所蔵者の方々に作品をお返ししたのも

やはり11月23日。

不思議な一致です。

 

このことに象徴されるような

あちらの世界からの津田季穂師の助けを

何度も感じることができた展覧会でした。

 

 

 

作品集・個展

昨年7月21日に

「しばらくご無沙汰になると思います。」

と書いたものの、

それが半年近くになってしまうとは...

そのときは思いもよりませんでした。

 

それほどにいろいろなことがあって、

常に何かこなすべき仕事に追われて

とうとう年を越してしまいました。

(あけましておめでとうございます。)

 

今日は

昨年7月21日以降の

主なことだけ、記しておきたいと思います。

 

 

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作品集「郷愁 ―こころのふるさとを求めて―」

 

 

 

作品集は、

多くの方々のご支援のおかげで

7月24日に無事完成いたしました。

そして

「なつかしい世界がどっと心の中に迫ってくるような

不思議な感覚にとらわれ、胸が熱くなった」

というようなご感想をたくさんいただき、

本当に作った甲斐があったと思いました。

 

また徳島新聞に

下のような書評を載せていただけたことも

うれしいことでした。

 

 

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作品集出版記念・東京展は、7/30~8/4に

紀伊国屋書店新宿本店の4階にある

紀伊国屋画廊で開催いたしました。

 

 

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紀伊國屋書店新宿本店

 

 

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紀伊国屋画廊入口

 

 

絵画作品43点、立体作品1点を、

作品集の構成に沿って展示しました。

 

 

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搬入や搬出はすべて、

東京在住の大学時代の友人が助けてくれ、

また会期中は彼らといっしょに飲む機会が多く、

若い頃の感覚がよみがえってくるようでした。

 

400人ほどの方々が見に来てくださいましたが、

涙を流しながら見てくださった方も多く、

絵を通して

ご自身の心の中にある大切なものとつながっていただけた、

というような手応えを何度も感じられたのは、

本当にうれしいことでした。

 

 

 

 

 

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徳島展は、8/12~16に

徳島駅前名店街ビル2階の

「まちの駅プラザ」(その後別の店になっており、現存せず)

で開催いたしました。

 

絵画作品25点、立体作品1点を、

やはり作品集の構成に沿って展示しました。

 

阿波踊りの期間と重なっていたこともあって、

7~800人もの方々に

見に来ていただくことができました。

 

展覧会の様子は、

妻のブログに活写されていますので、

是非ご覧ください。

http://enasa.jugem.jp/?day=20090822

 

徳島新聞「アトリエ訪問」でも、

展覧会のことを紹介してくれました。

 

 

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ほんとうにたくさんの方々に支えられて、

喜びのうちに終えることができた作品集出版記念展でした。

 

 

 

 

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