八木和彦: 2010年4月アーカイブ

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3月26日(金)のお昼過ぎ、

「徳島県文化振興財団」なるところから突然の電話をいただきました。

「?」「?」「?」という反応をすると、

「徳島県郷土文化会館の中に(事務所が)あります」とのことで、

ちょっと安心しながら対応をしていましたら、

「昨年出版された作品集についての受賞が決まりつつありますが、

受け取ってくれますか?」というお話をいただきました。

 

私はこれまで何度も

「作品が評価されているので展覧会に出品してくれますか?」とか

「美術誌に掲載させてください」という電話をいただきましたが、

よく話を聞いてみると、

「出品料‥十万円必要です。」と

ビックリする額を提示してこられるので、

警戒心の固まりになっていたのです。

 

けれども今回の電話ではそういうお話はなかったので、

「(いただけるものなら...)ありがとうございます。」

という返事をいたしました。

「では4月になったら改めて通知をさせていただきます。」とのことだったので、

まあちょっとうれしい気持ちで、それを待とうかと妻と話しておりました。

 

そして3月31日。

朝起きると携帯電話にすでに何通もの不在着信表示が...。

留守録を聞いてみると

「おめでとうございます。新聞を見ましたよ。」と...。

急いで新聞を見ると、上のような記事が載っていたわけです。

 

よくご存じの方に伺うと、なかなかいただけない賞だということで...

改めて喜びを味わいました。

 

このことがきっかけとなって

作品集に込めたメッセージが

また多くの方々に届けられるのではないか、

そして少しでもお役に立つことができたら...

という希望もわいてまいります。

 

思いがけない天からのプレゼント、

ひとえに皆様のおかげと

心から感謝申し上げる次第です。

 

 

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4月20日の徳島新聞より (上田先生の背後向かって右側が私)

 

 

贈呈式は4月19日(月)、

徳島市内あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)でありました。

 

私は小学生のときに4年間、

徳島少年少女合唱団に入団していましたが、

その指揮者である上田収穂先生(このたび「とくしま芸術文化賞」受賞)に、

この場で39年ぶりにお会いすることができました。

 

上田先生には昨年、完成時に作品集をお贈りしましたが、

合唱団の創立40周年記念誌とともに、

「ほのぼのと心に響き人間の大切なものを蘇らせて頂いたようです。」

といううれしいご感想をいただきました。

 

同日午後6時半からホテルグランドパレス徳島で行われた懇親会での挨拶で、

「先日徳島新聞に載った上田先生の受賞についての記事の中で、

上田先生は『厳しい合唱練習に耐え、集中してやり遂げる経験が、

未来を切り開く力になっていると思う』と仰っていますが、

自分を振り返ってみてその通りだと思いました。」

と申し上げました。

 

また、作品集を発行してくださった徳島出版(株)様も共に受賞しましたが、

その代表として、昨年、作成の際に大変お世話になった

営業部長の清水時広氏(上の写真、私の右)が来られました。

清水氏は小学校1,2年のときに同じクラスで共に過ごした幼なじみで、

(阿波高校で勤めていたとき、お嬢さんと息子さんの担任もさせていただきました。)

昨年、40年ぶりくらいに

ふらっと私のうちに訪ねてきてくれたことがきっかけとなり、

作品集作成の上では救世主的存在となってくれました。

 

恩師、幼なじみと共に受賞という奇縁を

喜び合ったひとときでした。

 

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