ごあいさつ

私は幼い頃からなつかしさを感じさせるものに惹かれる性向がありました。

今、古き良き時代のものはどんどん失われつつありますが、時代にかかわらず、なつかしさを感じさせるものは、案外身近にあるものだと思います。

時の流れを超えて存在する大切なもの、なつかしいふるさとのようなものを、身近なものの中にも見出したいという願いから、私の作品は生まれるようです。