セロ弾きのゴーシュⅠ
立体作品の構想図として描き始めたもので、
そのまま描き進めてひとつの絵になりました。
物語の一場面ではなく、
「その後のゴーシュ」がこんなだったらいいな、
というような図になっています。
邪険に扱ったけれども、
実は自分を助けてくれていた動物たちと、
再び合奏をしているゴーシュです。
動物たちが与えてくれたインスピレーションのおかげか、
ゴーシュの顔もずいぶん穏やかになっています。
- 1992~1993
- 水彩,クレヨン,色鉛筆・紙
- 36.3×25.7 cm